AIR ZOOM FLIGHT 96はやっぱり懐かしい。いろんな思い出が詰まっていて、見てるとちょっとせつなくなる。その姿は今でも美しい。今の流行ではないのかもしれないが、存在感のある名作といえるのではないだろうか。このロボットの足のようなデザインは、メタリックな機械のようにも感じられる。そしてその先にある、人体の機械化、サイボーグ、アンドロイド等(サイバーパンク)の世界にも通じるものをもっているような気がする。文明の進化のスピード(ヴィジョン)に、スニーカーの世界は接近し同調(シンクロ)している。スニーカーという窓から窺える風景。それはちらりと未来を映し出す。ケースに飾られて展示されていても不思議じゃない、一つの芸術作品のようにもみえる。夢想は尽きない。
コメント