サイのうんこがネットオークション
なんでも国際サイ基金は、クリスマスギフトとして、本物のサイの糞をインターネットのオークションで売りに出したとある。アメリカの動物園で飼育されているサイ4種類の糞4個が出品されているそうである。
国際サイ基金のエグゼクティブディレクター、スージー・エリス博士は声明で「サイのことは誰もが知っているが、サイが地球上から消えつつあることを全員が知っているわけではない」と指摘。「奇妙に聞こえるかもしれないが、サイの糞のオークションで集めた資金は保護活動に役立てられるほか、関心を高め、サイを守ることになる」と語った。
(ロイター)から引用。
なんか不思議な話である。そもそもサイの糞を買う奇特な方がいるのであろうか。保護活動に役立つような値段で。いったい、糞はいくらに化けるのであろうか。まさしくこれは錬金術である。人はサイの角を欲し、たくさんのサイを殺してきたにもかかわらず、その糞でサイを助けようなどとは奇天烈な発想である。現在は「大絶滅」の時代だという。毎日、幾多の生物が、絶滅していっているといわれる。それは、サイのうんこでどうにかなる問題ではないのではないだろうか。
夢想は尽きない。
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