地球外生命体
地球の生命は、宇宙から運ばれてきたという仮説がある。その仮説を検証するため、国際宇宙ステーションに建設する実験棟を使って、日本の研究チームが地球外生命体(宇宙空間に漂う未知の微生物)の捕獲を目指す実験計画を進めているという。
地球の生命は約38億年前に誕生したとされるが、その起源は定まっていない。原始の海から生命は誕生したといわれていたが、隕石や彗星と共に地球に飛来して誕生した、という説も否定できない可能性をもっている。宇宙空間には、細菌や微生物、DNAなどの有機物が、ふわふわと漂っている可能性があり、そのことからこの計画は「たんぽぽ計画」と名づけられた。うまくいけば2011年に実験が始まるかもしれない。
個人的に、地球の生命は宇宙から運ばれてやってきた、という説の方に心魅かれるものがある。時代は宇宙へ向かう方向に、必然と流れてゆくのだろう。そこからヒトは、新たな進化を向かえるのだろうか。それとも滅びの方に向かってゆくのだろうか。夢想は尽きない。
コメント