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「赤い橋の下のぬるい水」 今村昌平
内容がどうこうというより、映像が美しくて楽しめた。佳作である。2001年の作品。生命力という、神秘的なものを感じられる映画ではないだろうか。キーワードは水である。映画全体が水で溢れている。生命の源は、水。その懐かしさや優しさを、ヒトは生命の記憶としてどこかにもっているのではないだろうか。人体の大部分は、けっきょく水で出来ているのだから。海での漁を終えて港に帰る漁船に、数え切れないほどのカモメが群がるシーンが印象的であった。夢想は尽きない。
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