信長は本当に天才だったのか
”信長は本当に天才だったのか”という本を読んだが、歴史と言うものは本当に理解するのは難しいとつくづく感じ入る。著者によると、信長はこれまでの人が述べるように、決して天才などではないという。その数々の歴史的証明を説明する。説明されると、なるほど、などと関心してしまう。知識がないのが恥ずかしい。
しかし、私たちは知っている。人は悩み苦しみながら成長していくのだ。彼が天才か、天才でないかは問題でない。ただ、運も手伝い天下を統一一歩手前までいったということである。運も実力のうちである。スニーカー業界、どの業界でも同じであろう。そのもの自体が登り調子にあるときは何をやってもうまく良くし、不平も少ない。いわんや、賛美の声まで聞こえたりする。評判などとはそういうものなのだ。
しかし、著者に賛同できるのは、これらの賛美がいつしか体制に利用されるのではないかという危惧である。そのことは現実に起こることがある。賛否両論があってこそ人は冷静に状況をりかいできるのだろう。
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