日経ビジネス 11.12 と 原宿
今週号の日経ビジネスの特集は、”戦うオフィス”である。どのような内容かというと単純に東京のオフィスの賃料が値上がりしているということである。多くの人はすでに知っているのではないかと思うのだが、日本の中心となる都市の地価はここ数年値上がりをしている。たとえば銀座のティファニーのビルは、1坪1憶8000万などといわれている。希少価値のある土地は値上がりし、そうでない土地は値下がりするという2極化が進んでいる。
もちろんそうならざるおえない事情があるのだが、ことファッションの世界にはなかなか当てはまらない。すでにChapterをj原宿にオープンしてから12年になるのだが、原宿もこの頃大きく変わった。特に原宿の賃料はとてつもなく値上がりした。今田は、簡単に原宿にお店を開くことなどできはしない。多くのショップが大手資本からのバックアップにより運営されているのは周知の党利である。しかし、ファッションはそれでは面白くないのである。
多くの個性が集まり原宿などの土地は盛り上がってきた。それが裏原などという言葉なでつくりだしたのである。そこにはわけもわからずにお店を開き努力した若い力があったのではないだろうか?Chapterが裏原に入る、入らないは別にして私たちも若い時はよく働いた。それが伝わりお客様が来てくれた。しかし、大手の資本は冒険もしなければ、若さもない。ただ、原宿の賃料のみが上がるのだ。これから原宿はどこに行くのだろう? そういえば、ケイラックのOn The Roadが発売になった。
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