残された酒
飲みにいった帰りがけに酒をもらった。口に合うかどうかわからないけどといわれた。うれしかった。酒をもらうのは嫌いじゃない。その思いが酒を美味くさせるときもある。しかし奴はいっちまった。長年一緒に闘ってきた同志でもあった。残された酒。行き場所がない。飲んじまったら、あとはなにも残らない気もする。いつになるかわからないけど、しばらくは。人は、何か見えざる天の意思を感じるときがある。物事が繋がっていること。夢想は尽きない。冥福を祈ろう。
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