血飲サークル ドラキュラの末裔を自称?
新カルト日本上陸とある。「自分はドラキュラ家の末裔だ」と称し、人間の生き血をすするサークルが日本にも存在するという。アメリカでは、随分前からそういう儀式があるという話を耳にしたことがある。これはヒトが持つ闇の記憶なのであろうか。赤ワインを飲むという行為が、その代償行為などと俗に言われる。しかし大昔から、血にたいして異常な執着を持つ人間が存在したのではなかろうか。世界中に、ヒトの生き血をすする怪物が伝説として残っているのは、そういったこととも関係があるのではないだろうか。ほんの極少数に点在していたであろう、それらの人達を結びつけたのが、インターネットの普及によるものであり、それらを衝き動かすものは、同じ幻想を共有しているという、現実よりもより「リアル」な世界に生きたいいという衝動なのではないだろうか。こういった闇の世界が、とめどなく侵食してくる時代になってしまったようだ。夢想は尽きない。
コメント