アンナ、ポリトコフスカヤ
ロシアのジャーナリスト、ポリトコフスカヤ女史が暗殺されてから、半年以上たった。このほどロシア政府は、犯人を捕まえたと発表した。犯人は、チェチェン人であったそうだ。その真相は、私などにはとってもわからないが、はっきりいえるのは、そこにロシアの政治に関わる人が介入しているということである。
すでに、プーチンがロシアの政治をコントロールできないのは明らかなのではないだろうか?まさしく、プーチンの政治手法をみていると、切羽詰ったものがあるように見える。エリッインより政権を譲受け、(バーターにより)そして、もとKGBのメンバー組織を使い力の拡大を計っているが、この力の増殖のほうが彼の確立している、力よりも早い。(人の欲望は無限である)何か、プーチンも近い将来暗殺されるのでは?などと思ってしまう。
それにしても、ポリトコフスカヤ氏のジャーナリストとしての活動はすごいものがあった。(私は、本自体は好きではないが)力のあるものは、より力のあるものによって殺され、また、殺した人もその力の増殖によりほうむりさられる。まじめに生きている人にはとてもまじめな問題である。
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