日経ビジネス 09.10
今週号の日経ビジネスも、やはりサブプライム。多くの人は、このどこに危険があるのかわからない雷的な問題に杞憂する。それは、まさしく”レモン危機”だ。人は、わからないことがあると不安になる。(いや、その言い方は違う。)人は、知らないことを強調されると、情報により不安になる。そこで何を信じていいのかわからない。それは多くの人が、自分の立ち位置をしっかり持っていないことを表わしている。
世の中知らないわからないことだらけである。しかし、生活はできるし、笑い、泣くこともできる。そんなものだ。と思えると楽なのだが、しかし、一度気になるともっと気になる。たいしたことでないこともだ。などと思いながらこの号の日経ビジネスを読んでいた。
しかし、サブプライムに端を発した問題が、実際の生活に影響を与え始めたように思われる。どこまで影響を与えるのだろう。特集には、”顧客を裏切る”という商品のヒット作りに関することが書かれているのだが、市場が小さくなったのならば、そんなものはたいした問題ではなくなる。スニーカー業界だって同じである。消費者が消費を細らせれば、物は売れない。(スニーカーも売れない)
何か世の中くらいニュースばかりのような気がする。それは私自身が暗くなったせいなのか?
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