未知なるもの
昔から、UFOや宇宙人を特集したテレビ番組には目がない。いかがわしいとは思いつつも、その魅力にやられてしまうのである。物語にしてもできすぎている。その突拍子もないストーリーには、下手な小説や映画では味わえない不思議さと面白さがあふれている。ヒトの幻想の世界を豊かにしてくれるのである。太古からヒトは、神話や伝説の世界でも、未知なるものへの怖れと憧れを抱いてきた。そういう闇の存在があるからこそ、ヒトは生きていけるのではなかろうか。総ての答えがコンピューターで弾き出される世の中などは御免だ。わからないから面白い。元来ヒトは、既に知っているのだろうか。知ることの意味とは何なのか。それは恐怖か又は快楽か。夢想は尽きない。
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