ハイエク を読みながら Chapter を考える
ハイエクの自由論は有名である。まさしく、1970年代以降の経済の一部を創ってきた。多くの自由主義国の考えは、ハイエクの考えから影響を受けているのではないだろうか? しかし、その自由論たるやとても厳しいものがある。
まずは、こうである。人間は無知である。そのために、人間はすべてを予測、管理することができない。すなわち、それは政治(少数の人が)市場をコントロールできない。それは、しいて言うと社会主義の否定である。それがハイエクの自由主義を支える一つの考えである。 (ここからが肝)その自由主義は、市場環境の中で、社会は自生的秩序(政治力に頼らず、自発的に発生する)を産む。その過程においてすべての人が幸せになれるわけでもない。このすべての人が幸せになれない。その事実を説明し、社会の形を構築することの説明の困難さにハイエクは、戸惑っている。
同じように、Chapterというスニーカーショップをやっていても、同じような感を”Chapter”のStaffと話していて、感じることがある。自由とは、厳しい環境の中でしか存在しなのである。それは、一人ひとりの努力にかかっているのである。(Staffの幸せ)自主的秩序さえないところには、何もうまれない。などと考えると、私とStaffの関係とは?と思わずにいられない。
難しく考えすぎなのかと思うのだが、私は、私と一緒に働く人がみんな幸せになってもらいたいと思っている。病気の母に愚痴を言った。そして、私は、一緒に働く(母)の幸せを踏みにじる。最悪だ。
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