渋谷にて蛍を見る
渋谷区のふれあい植物センターで、今、蛍が見れる。先日、2人のガキを連れて見に行ってきた。私は、田舎者である。四国で生まれ、その後、東京、その後地方ばかりにすんでいた。蛍なるものかつては、少し行くと見れるものだと思っていた。
しかし、Chapterをはじめて、生活習慣が変わった。商売をするのには、どうしても資金繰りが常に、頭に残る。まさしく、毎日どこかに商売のことが頭に引っかかる。これは、病気だ。スニーカーのこと、商売のことを考えずに人生を楽しまなければならないのだろう。昔は、自然の中で、蛍を見ていた。月明かりが蛍を照らし、蛍が闇を照らし、私の心を、今思うと(当時はそんなことは感じられなかった)照らしていた。
渋谷区で蛍、それも月明かりも無く、真っ暗な室内の中、何も見れない。そんな中、ガキは、私の手を握ってきた。何も見えない中で、人と人のぬくもりは、見えない中に、心を照らす。いくら言葉で謝っても、相手には理解されないが、手と手のぬくもりは、そこに存在するものの価値を照らしだす。
私は、スニーカーも商売も好きだが、それ以上に、人と付き合うのが好きである。スニーカーを売ること、買うこと、商売は、お金が絡むことであるが、その中でも人と人の関係を大切にしたい。
やはり蛍は、美しい。どこで見ても
コメント