夢が減ること
先日高校の時からの友人と会った。その友達とは、Inter Fmにて、ラジオ番組を持つ、Joe Yokomizo である。私は、高校時代3年間彼と同じクラスであり、彼の頭の回転には、並み外れたものがあった。彼の中学からの友人、サイジは、天才児であり、横溝のバカさ加減の頭の良さと、サイジの世界を見つめる目に私は、多くのことを教えてもらった。
そんな横溝は、あくなき馬鹿であった。 本当に私は、感動した。人生とは、年をとるとは、夢が減っていくことである。少年時代は、あれもできる、これもできると思うのだが、年をとるにつれ、夢が減ってくる。現実を余計に見すぎて、やる前にこれはできる、これはできないと、自分で勝手に判断する。それを、彼は、あくなき勉強心を持ち克服しようとする。やはり、馬鹿は本を読む。読んでも読まなくとも、月に50冊近く本を買うと言っていた。
ラジオの内容を書く、シナリオライターなる人がいるが、横溝は自分で内容を考え、ネタを探す。ネタを探すために人と合い、本を読む。だから、常に貧乏だ。それでも、彼は馬鹿である。 横溝が言った。このまま馬鹿をやっているのを、気がつかずに死ねればしあわせだ。 私も含め、横溝もやはり年をとったのだろう。
彼に世の中をChapterworldで斬ってもらおうと思っている。 スニーカーは履くものだが。
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