Patrick Ewingのシグネチャーモデル、MADE IN FRANCEのデッドストック、RIVALRYの登場です。ユーイングといえばニックスカラーのイメージが強いが、白×赤の配色もシンプルでいい。フランスメイドのアディダスのバッシュは名作ぞろいだ。芸術品と呼ぶべきものも数多い。しかし普通に箱の中にしまってあるにもかかわらず、かなり劣化は進んでしまっている。でも20年経ってもその魅力は衰えない。この時代のアディダスが放つ角ばった尖り具合が先鋭的で、どこか不良っぽいイメージを喚起する。そこが好きだ。昔はフランスメイドのアディダスを履いている人は、こだわりのある一癖有りそうな人が多かった気がする。
とりあえず今現在、ユーイングの名前では復刻される予定が無い為、幻のスニーカーといえるだろう。もはやこの時代を知るスニーカー好きな人達も歳をとり、若い世代はユーイングの存在自体すら知らない。時は流れ、そのうちスニーカーの歴史の底に沈んでいくモデルの一つになるであろう。
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