Newsweek 11.07
ニューズウィークの今週号の特集は、アメリカ大統領選挙の行方についての、ヒラリーの特集である。アメリカの大統領選挙がこれほど盛り上がるのは、なんといっても、アメリカが世界の胃袋だからであろう。アメリカ人の消費のすごさは、アメリカに住んでみるとわかる。特に、サンクスギン以降から、クリスマスにかけての買い物、町の飾りはそれは見事である。スニーカーだって日本の人口の3倍しかいない国で、10倍以上の売り上げがあるのではないだろうか?
その国の大統領。それこそ世界中の国が注目する。また、民主党、共和党による二大政党の政策により、これから4年、8年とアメリカという国のスタンスが変わってくる。また、もしヒラリーが大統領になったなら、初の女性大統領だし、オバマならば、初の黒人大統領である。また、誰が大統領になったとしても難しい舵取りをしなくてはならないだろう。なにせサブプライム以降の世界の経済は完全に逆回転している。
フランスのサルコジの支持率も下がってきた。中国だってこれまでのように統一を続けるのは難しいかもしれない。アメリカの国政だって。何が起るかわからない時代での大統領選。印象的なのは、表紙のヒラリーのしわの多さである。
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