Adidas Concord Sneak に見る スニーカーのレザー
1990年以前のレザーは、ファッションスニーカーに最適であるような気がする。 レザーの質から見ると現在のほうが、断然いいのだろうが、それが逆に、スニーカーの持つシャープさを失わせているような気がする。 特に、Adidasにおいては、それがとても目立つ。
私が、初めて買ったスニーカーは、Adidasの名もないバッシュであった。 東京に来て、(長崎から)初めて上野にいき2980円であった。 親父に買ってもらった。(10年は、履いていた) 何も特徴があったわけでもないが、安っぽいレザーの感じと、シャープさが、あった。 それが、なんともたまらなく、スニーカーの、私での中の、イメージをつくっている。それが、今のスニーカーには、失われているような気がする。
このConcord SneakはたまたまAmericaでみつけたものであるが、今のSnea柄と比べても、もつている感じがぜんぜん違う。 ファッションとは、とても難しい。 いいものを使っているから、いいとは限らないし、いいものを使わないと、よいものにならなかったりする。 私の中の最高と、他の人の最高はまた違うのだろう。 だが、こだわりを持って、吟味していきたい。
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