フラット化する世界 と スニーカー市場
フラット化する世界を読んで面白いところをメモしながら読み、その中で著者は”世の中にはとらえどころのない物事”が存在する。と言っている。どのようなことかというと、同じ改革をしても、その国々で違いができるのであるというのだ。Aという国では、うまくいったのだが、Bという国においてはうまかいかない。そのことを”とらえどころのない物事”と呼んでいるのだ。
しかし、その考え自体はおかしなことではない。たとえば、スニーカー市場においてもAの国とBの国では、人気のあるモデルが違うのである。すべてのビジネスモデルがそれぞれの国によって変化しているのである。シャープは5カ国でそれぞれ、違った色合いの液晶を作り、それぞれの人の好みに対処している。
そのように考えると、今までとは違った考えのもと、物事を進めなければならない。フラットとはいっても世界は丸いのである。そして、そこには多くの違った価値観において生活しているのである。
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